法事の引き出物(手土産)とは

法事の引き出物について

法事とは故人を供養する法要のことを言います
初七日~三十五日、四十九日や百箇日までの追悼法要
一周忌、三回忌、七回忌等の年忌法要があります

法事に参列される方がお持ちされるご仏前や、御供、供花に対して返礼品を用意する必要があります

法事の後で参列いただいた方々に差し上げる手土産の事を法事の引き出物と呼びます
(志、粗供養、茶の子など)

法事の引き出物は食べて無くなる食品や消耗品、実用品などを用意することが多いです

遠方から来られる方や、高齢で重い物を持つのが難しそうであれば
日持ちがして軽い物が好ましいです

法事の引き出物の相場

地域によっても異なりますが
一般的には3,000~5,000円程度
(お食事と合わせて8,000~10,000円程度)
の予算を組まれる方が多いです

法事の引き出物でよく使われる物

海苔・お茶・コーヒーや洋菓子・和菓子・調味料など食料品を用意される方が多いです
タオルや洗剤などの実用品も喜ばれます

最近では軽くて持ち運びやすく、好きな品物を選ぶことが出来る
カタログギフトも便利です

法事の引き出物を渡す相手やタイミング

法事の引き出物は参列いただいた方全員に用意します
地域・宗派にもよりますが僧侶の分も用意するのが一般的です

ご夫婦で出席された方にはご夫婦に対して1つの品物を
渡すようになります

引き出物を渡すタイミングは会食が終わった後や
解散時に渡すのが一般的です
(欠席ながら郵送や言づけてご仏前や御供を頂いた場合は後日個別に送ることがあります)

僧侶へ渡すタイミングはお布施をお渡しする際に一緒にお渡しすることが多いです

■法事の引き出物の熨斗紙

引き出物の熨斗紙は一般的には上側を
【志】・【粗供養】・【茶の子】
下側にご当家の名字を入れるようになります